ワールドシリーズ、相手はブルージェイズ。第3戦、大谷は最初の4打席で長打を4本——2本塁打・2二塁打——記録した。ワールドシリーズ史上初めて、同一試合で2本塁打と2二塁打を記録した選手になったという。塁打数12は、ドジャース球団のワールドシリーズ1試合記録も更新した。この一発でポストシーズン中3度目となる複数本塁打の試合にもなっている。
シリーズはドジャースが制し、2年連続の世界一が決まった。ワールドシリーズという舞台で、大谷は自身の存在をさらに大きなものにしていった。
満票MVPを複数回獲得した、史上初めての選手
そして11月13日、大谷は自身4度目、2年連続となる満票でのナ・リーグMVPを受賞した。全米野球記者協会の投票で、30人全員が1位票を投じたという。満票MVPを複数回獲得した選手は、メジャー史上、大谷が初めてだった。
投げられなかった2年間を経て、投打がそろって最高潮を迎えた2025年。この年の記憶を胸に、大谷は次のシーズンへと向かっていく。