VOL.6 — 2026年3月9日–3月15日

最後のアウトが、彼自身だった

アクーニャとの先頭打者弾の応酬で始まった準々決勝。それでも侍ジャパンはベネズエラに8-5で敗れ、まさかの敗退。試合を終わらせたのは、大谷自身のポップフライだった。

準々決勝でベネズエラに敗退・史上最悪の順位
大会成績
.462/.611/1.231
4試合・3本塁打・7打点
準々決勝
8-5
ベネズエラに敗戦
大会順位
史上最悪
連覇ならず

準々決勝、相手はベネズエラ。試合は初回から動いた——大谷とロナルド・アクーニャ・ジュニアが、それぞれ先頭打者本塁打を打ち合うという、まるで見世物のような立ち上がりだった。だが試合の結末は、侍ジャパンにとって残酷なものになる。

3点リードを守りきれず、8-5で敗戦。連覇を目指した侍ジャパンは、まさかの準々決勝敗退となった。これは大会における日本の歴代最悪の成績だったという。試合を締めくくったのは、二塁の後方に上がった大谷自身のポップフライだった。4打数1安打、敬遠を挟みながら2三振。

試合を終わらせたのは、彼自身のポップフライだった

個人としては、4試合を通して打率.462・出塁率.611・長打率1.231、3本塁打7打点という、非現実的な数字を残していた。それでも、チームの敗退という結果の前では、その数字はどこか虚しく響いた。

個人の輝きと、チームの敗退。今大会の大谷を語るとき、この二つは切り離せない。