8月12日、ロイヤルズ戦の3回。1点を追う場面で、大谷は2ランを左中間へ運んだ。今季27号。ミゲル・ロハスが生還して逆転し、ドジャースは4-2で勝ってロイヤルズに3連勝(スイープ)。同一カードを3連勝で終えたのは、6月22〜24日のミネソタ戦以来だった。
大谷はこの日4打数2安打。本塁打は「1週間ぶり」(前回は8月5日)だった。ここまで115試合で打率.292、出塁率.393、長打率.526、OPS.939、27本塁打、74打点。
この1本は、ドジャースでの通算147本目にあたる。Yahoo Sportsによれば、チーム在籍の最初の3シーズンで、これより多い本数を打った選手は歴史上3人しかいない。ヤンキースのベーブ・ルースが149本、レンジャーズのアレックス・ロドリゲスが156本、カージナルスのマーク・マグワイアが159本。
ルース149、ロドリゲス156、マグワイア159。——その次に、大谷の147が並ぶ。
ただ、この夏のドジャースが追っていたのは、歴史上の数字よりも、現実の順位だった。ロイヤルズ戦に勝って73勝48敗。リーグ最高勝率のブルワーズ(74勝47敗)まで、1ゲーム差に迫った。
その翌日、8月13日から、ブルワーズとのホーム4連戦が始まった。初戦はディアスが9回に3点を失って4-5。マンシーが3ランでドジャースタジアム史上最多本塁打の打者となった夜に、チームは敗れた。14日は山本由伸の9奪三振(6回)と、ペイジェスの20号、エドマンの本塁打で3-1の勝利。だが15日は1-4、16日は2-6と連敗し、カードは1勝3敗で終わった。
球団在籍3年で、歴史上4番目に多い本数。それでもドジャースは、ミルウォーキーの背中を追う立場にいた。個人の数字がどれだけ歴史に近づいても、順位表は別の物語を語る。