8月5日、シカゴ。大谷は初回先頭打者本塁打と、8回の2ラン(今季26号)で2本のアーチを描いた。それでもドジャースは6-7で敗れ、連敗は6に伸びた。前のカード、ボストン戦でのスイープ負けに続く、2カード連続の3連敗だった。
ドジャースが6連敗を喫したのは、2025年7月の7連敗以来。この日はマックス・マンシーの3ランなどで8回に5点を奪う猛攻も見せたが、届かなかった。クロウ゠アームストロングは2本塁打・4打点でカブスを勝たせている。フリーマンは5回、ファウルボールを右手に受けて途中交代した(X線検査は陰性)。
連敗が7で止まったのは、8月8日、アリゾナでの一戦だった。スコアレスの均衡を破ったのは8回のカイル・タッカーのソロ。しかし9回、守護神エドウィン・ディアスがペルドモとキャロルの連続三塁打で同点を許し、2試合連続でセーブを逃す。ゲームは延長に入った。
10回、四球とワイルドピッチで三塁に進んだ走者を、大谷の内野安打が迎え入れた。一塁手ティム・タワが処理に追いつけない当たりだった。勝ち越しの1点を守り抜いたのは、ジャック・ドライヤー。ダブルプレーを奪い、今季初セーブを挙げた。ドジャースは2-1で連敗を止めた。
"we're headed in the right direction"
同じ8日、大谷は投手としての復帰に向けて、約90フィート(約27メートル)のキャッチボールを再開している。8月5日には、焦らず「正しい方向に進んでいる」ことを確かめたい、という趣旨の発言をしていた。ホームランを2本打っても止まらなかった連敗と、焦らないと言い続ける腕。同じ週に、その両方が進んでいた。
派手な一撃ではなく、内野安打1本。7連敗の終わりは、いつも劇的とは限らない。8月9日時点で、ドジャースは70勝48敗。NL西地区の2位には7ゲーム半の差をつけていた。