オールスター休みが明け、大谷は指名打者としてラインアップに復帰した。だが投手としての復帰時期については、この週の時点でもまだ明確な見通しは示されていない。
前半戦を通しての数字は、打率.290・出塁率.405・長打率.534、20本塁打・56打点。二刀流のうち片方が休止していることを考えれば、十分すぎる成績だった。それでも、投手としての大谷が見られない状態が続くこと自体が、この後半戦の最大の懸念材料になっていく。
派手な出来事のない一週間。だが、この「静けさ」こそが、7月後半から8月にかけて続く長い休止期間の始まりだった。
後半戦は、静かに、そして少し不安を残したまま始まった。