VOL.21 — 2026年7月1日–7月7日

気づかれないまま、最後の登板になった

7月3日の登板が、結果としてこの夏最後のマウンドになった。その時点では、誰もそれを「最後」だとは思っていなかった。

7/3登板を最後に投手として離脱・ファン投票は独走
最終登板
7/3
この時点では通常の一戦
ファン投票
独走
全選手中トップ
投手成績
8勝2敗
離脱前時点

7月3日、大谷はこの日もマウンドに立った。特別な前振りも、深刻な兆候の報道もない、いつも通りの登板だった。だが結果として、これがこの夏最後にマウンドに立つ日になる——その時点では、誰もそれを知らなかった。

同じ週、オールスターゲームのファン投票では大谷が独走状態にあった。投打とも好調を維持したまま、シーズンは折り返しに向かっていくはずだった。

静かな一週間の裏で、後から振り返れば重要な意味を持つ日が過ぎていく——スポーツの記録というのは、しばしばそうやって残されていく。

この登板が最後になるとは、まだ誰も書いていない。それに気づくのは、もう少し先のことになる。