6月16日、大谷は今季15号となる本塁打を放った。順調にシーズンを重ねる中、その数日後、思いがけない形でラインアップから名前が消える。理由は第二子の誕生——大谷は一試合を欠場し、家族のもとへ向かった。
NBCニュースをはじめとする米メディアは、この欠場を土曜日の復帰見通しとともに、あくまで私事として穏やかに報じた。二刀流の記録更新が続く中でも、彼にはグラウンドの外にもう一つの日常がある——そのことを思い出させる一週間だった。
記録更新のニュースが続く中、この欠場は数字には残らない出来事だった。それでも、シーズンを通して見れば、大谷という人間を語る上で欠かせない一幕だったと言える。
翌日にはまたバットを、あるいはボールを手にする。それでもこの一週間だけは、彼はただの父親だった。