4月28日のマーリンズ戦では6回9奪三振の好投を見せ、月間防御率は0.60まで低下。この内容が評価され、大谷は月間最優秀投手(ナ・リーグ)に選出された。投手としては、開幕から一貫して圧巻の内容を保ち続けた4月だった。
一方で打撃は、この時点でもまだ本調子とは言い難かった。「二刀流のどちらが先に噛み合うか」という今シーズン全体を貫くテーマは、4月の終わりの時点でもまだ答えが出ていない。
米メディアの扱いは、投手としての月間表彰は事実として淡々と、打撃面の課題はやや心配含みで——という、この後も繰り返されるトーンの使い分けが、すでにこの月の時点で定着していた。
投げるほうは、最初から出来上がっていたと言っていい。打つほうが追いつくのは、もう少し先の話になる。