打撃面では精彩を欠いたまま2週間が過ぎ、DodgerBlueは大谷本人の「方向性は正しい」というコメントを引きながら、懸念含みでこの状況を報じた。二刀流の片方に少しでも陰りが見えると、すぐに誰かが疑問符をつける——このシーズンを通して繰り返される構図が、ここでも顔を出している。
一方で投手としては、この週も圧巻だった。4月20日のヒューストン戦では、1900年以降で初めて「登板前に1回表で2度打席に立つ」という珍しい状況が生まれ、その夜は6回無失点12奪三振という内容でマウンドを降りた。
「方向性は正しい」
4月21日にはサンフランシスコに移動し、ジャイアンツ戦にも出場。移動と連戦が続く中でも、投手としての安定感だけは崩れなかった。
打つほうへの懸念と、投げるほうへの絶対的な信頼。同じ一週間の中に、両方が同居していた。