VOL.11 — 2026年4月15日–4月21日

「方向性は正しい」——本人が釈明を迫られる

打撃不振について、大谷本人がコメントを求められる場面があった。同じ週、ヒューストンでは投手として前代未聞の記録も生まれている。

打撃不振の言及・ヒューストンでの歴史的登板
4/20 奪三振
12
6回無失点・ヒューストン
先発前の打席
史上初
1回表に2度の打席
打撃コメント
本人言及
「方向性は正しい」

打撃面では精彩を欠いたまま2週間が過ぎ、DodgerBlueは大谷本人の「方向性は正しい」というコメントを引きながら、懸念含みでこの状況を報じた。二刀流の片方に少しでも陰りが見えると、すぐに誰かが疑問符をつける——このシーズンを通して繰り返される構図が、ここでも顔を出している。

一方で投手としては、この週も圧巻だった。4月20日のヒューストン戦では、1900年以降で初めて「登板前に1回表で2度打席に立つ」という珍しい状況が生まれ、その夜は6回無失点12奪三振という内容でマウンドを降りた。

「方向性は正しい」

4月21日にはサンフランシスコに移動し、ジャイアンツ戦にも出場。移動と連戦が続く中でも、投手としての安定感だけは崩れなかった。

打つほうへの懸念と、投げるほうへの絶対的な信頼。同じ一週間の中に、両方が同居していた。