2025年のレギュラーシーズンは、3月18日、東京ドームでのカブス戦から始まった。ドジャースにとっては開幕から日本での2連戦という、特別な立ち上がりだった。だが大谷自身は、この時点ではまだ投手としてマウンドに立っていない。2023年に受けた2度目のトミー・ジョン手術からの回復途上にあり、2024年はまったく登板がなかった。
2025年の春も、しばらくは打者専念が続く。米メディアの扱いはあくまで淡々としたもので、「いつ投手として戻るか」という問いに対しても、具体的な時期には触れないまま、打者としての好調ぶりを伝える記事が中心だった。
二刀流の「半分」が欠けたまま始まったシーズン。それでも、この春の大谷はバットだけで十分に存在感を放っていた。
投手としての大谷が戻ってくるのは、まだ数ヶ月先の話になる。