ドジャースタジアムでの一枚
現地観戦にて(2025年8月・読者提供)
VOL.27 — 2026年8月31日–9月6日

打席にも、マウンドにも立たない一週間

右腕の張りと、左ひざの炎症。この一週間、大谷はマウンドはおろか、打席にも立たなかった。指揮官の口からも、今シーズン中の投手復帰について慎重な言葉が増え始めている。

投手復帰「望み薄」報道・ラインアップ離脱・MVP争いはさらに離れる

8月28日のブルペン投球は、右腕の張りを理由に途中で切り上げられていた。それから一週間あまり、大谷はマウンドに戻らなかった——それだけではない。左ひざの炎症も重なり、この週はついに打者としてもラインアップから姿を消した。

9月2日、カージナルス戦は延長10回の末、8-6でドジャースが敗れた。大谷を欠いたままの一戦だった。指揮官デーブ・ロバーツも、今シーズン中の投手復帰についてこの週、ようやく慎重な言葉を選び始めている。米メディアの一部は「2026年中の投手復帰はもはや望み薄」という見方まで伝え始めた。

"increasingly unlikely"

打者としては9月8日、月曜日のラインアップ復帰が見込まれている。ただし投げる大谷が、いつ戻ってくるのかは、この週の時点でもまだ誰にも分からなかった。

同じ週、ナ・リーグMVP争いはさらに大谷から離れていった。カブスのピート・クロウ゠アームストロングが、レッズ戦での3本塁打・6打点を受けてオッズ-1100の圧倒的本命に浮上。40本塁打・40盗塁も視野に入るシーズンで、WARはすでに9.3に達している。

投げられないだけでなく、打席にも立てない。それでも、まだシーズンは終わっていない。9月に入っても、大谷にとって最大の相手は、対戦相手ではなく自分自身の体だった。

今週の試合結果 & 今シーズンの成績

今週の試合結果

8月31日〜9月6日。大谷は右腕の張りと左ひざの炎症でラインアップを外れる週が多く、確度の高い個人成績が確認できたのは限られている。

9/2 vs カージナルス(延長10回) 6–8 L
大谷: ラインアップ外(右腕・左ひざの張りのため欠場)
今シーズンの成績(打撃)
.287打率
.388出塁率
.546長打率
158OPS+
今シーズンの成績(投球)
1.79防御率
85⅔投球回
7/3最終登板
投手としての登板は7月3日が最後。この週の時点で、2ヶ月が経過している。詳細は成績ページ